リトミックって音楽のセンスを磨くだけではなく、ほかにもたくさんの効果があるってご存じでしたか?
リトミックは、音楽にあわせて身体を動かす習い事です。
我が家でも気になっていて、娘が1歳2ヶ月のとき英語リトミックの体験に行ってきました。

現在、5ヶ月ほど通っているのですが… 毎回成長してるな~って実感してます!
音楽だけではなく、英語の力を伸ばすためにも、やって良かった習い事です!
今回は、我が家の体験ももとに、リトミックの効果について紹介していきます。
・本当に効果があるの?
・おうちでもできることってあるの?
「1歳になったし、そろそろ習い事やってみようかな?」
と思っている方、この記事を読んでいただけると、「小さいうちからの習い事に最適!」と思うはずです。
ぜひ今後の習い事選びの参考になさってください♪
今回は、以下の内容について紹介していきます。
・本当に効果があるのか(我が家の場合)
・おうちでリトミック
「まだ子どもが小さいから、家から出るのは億劫…。」
というママもいますよね。
そんな方のために、おうちでできる方法についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
それでは、まずはリトミックの効果について紹介していきます。
リトミックの効果とは?
そもそもリトミックとは、ピアノなど楽器の音にあわせて、歩いたり止まったり、身体を動かす習い事です。
音楽を習っていく上で、音を聴く力や表現力を養うにはもってこいの習い事です。
リトミックを習うことで得られる効果は以下の6点だといわれています。
・音の聴きわけが鋭くなる(聴覚認知能力)
・運動能力が上がる
・集中力が身につく
・社会性、協調性が備わる
・表現力、想像力が育つ
それでは、ひとつずつ解説していきます。
音楽のセンスが磨かれる
リトミックは、音楽にあわせてレッスンが行われます。
ピアノの演奏にあわせて手をたたいたり、歩いたり・演奏の仕方によって走ったり・転がったり…さまざまな動きで音楽を表現します。
音楽を通して、リズム感を養えたり、演奏の表情を読みとったりすることも可能に!
今後、楽器を習わせたいと思っている方は、前段階としてリトミックを習うと音楽の土台ができて良いかもしれませんよ。

我が家の今後の習い事候補にピアノがあるのですが…うちの子は、まだ1歳なので「早いよね~」って話していたんですよね。
リトミックが音楽の土台作りになるなら、我が家にぴったりだなって思いました!
音の聴きわけが鋭くなる(聴覚認知能力)
リトミックを習うことで、音の聞き分けが鋭くなるという効果も!
「この音(うた)のときは、こんな動きをする」ということが、音楽をとおしてたのしく身につきます。
子どもは、音を聞きわける能力が高いため、習い事をとおして自然と音階やことばを習得していくのです。
こちらの記事でも紹介しているのですが、幼い頃から音楽にふれている・絶対音感が備わっていると、言語の発達も早い傾向があります。
さらに英語リトミックとなると、音楽だけではなく、英語にもふれる機会が増えます。
音階だけではなく、英語の音にも敏感になり、聞き分ける力が備わります。

英語リトミックだと、ネイティブスピーカーの先生が英語も用いてレッスンしてくれるんです。
音楽と英語両方にふれることができるので、おうち英語に力を入れている方にもおすすめですよ!
おうち英語についての記事は、こちらになります。
運動能力が上がる
リトミックは、ただ音楽にふれるだけではありません。
音楽にあわせて、以下のようなことをします。
・ジャンプ、しゃがむ、ころころ転がる
・手をたたく
・音楽にあわせて楽器をたたく
・いきものになりきる など
レッスンは、全身をまんべんなく使うため、運動能力向上に効果的です。

レッスン中は結構動くので、運動不足解消にも良いですよ!
毎回親の方がヘトヘトになります(笑)
集中力が身につく
リトミックは、音を聴いてさまざまな動作をする習い事です。
レッスン中、音をしっかりと聴いていないと動けないため、きちんと耳を傾けるという姿勢が身につきます。
また、繰り返しレッスンに通うことで集団行動が身につきやすくなります。
社会性、協調性が備わる
レッスンは、数名のお友達と受けます。
たくさんの人とふれあうことで社会性が身についたり、ほかの子と一緒に同じ動きをすることで協調性が養われます。
また、年齢が上がればあがるほど、一緒に行えることも増えてくるので、仲良しのおともだちが出来る可能性も。
社会性 | ・家族以外の人とのふれあい ・あいさつ ・ものの貸し借り |
協調性 | ・一緒に同じことをしてたのしむ ・協力して何かを達成する ・競争する |

娘はまだ1歳なので、ほかのおともだちとコミュニケーションを取ることはなかなかむずかしいですが…。
先生からものを受け取る・渡すといった行動でも社会性が身につく一歩につながるのかなと感じています。
表現力、想像力が育つ
リトミックを習うことで、表現力や想像力が育つともいわれています。
音楽の強弱や高低を感じとることで、どのような動作がふさわしいのか表現したり、どんな情景が思い浮かべられるのかなどを想像できるように。
我が家が通っているリトミックでは、このような動作が、表現力や想像力を育んでいるように感じます。
・低くて遅い音はゆっくり歩く
・音にあわせていきものを表現してみる
英語リトミックでは、誰しも一度は聞いたことがあるマザーグースの曲が使われることが多いです。
・Row,Row,Row Your Boat
などは、よく聴きますよね。

むすめといっしょに走るのは大変ですが、手遊び歌みたいなのは、ふれあいながら遊べるので、わたしはすごく好きなんですよね~♡
手遊び歌がたくさん入った本は、こちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
リトミックって効果ある?ない?
「リトミックって良く聞くけど、本当に効果があるの?」
そんな不安を持っている方もいますよね。
どの習い事にもいえることですが、1度行っただけでは効果は実感できません。
また、リトミックで得られる効果には、
・社会性、協調性が備わる
・表現力、想像力が育つ
といった、すぐには効果が発現できないようなものも含まれています。
0歳のときから刺激を与えていても、すぐに歩いたり、話したりできないのと同じで、目には見えないけれど、土台をしっかりと作っていくのが目的の習い事となります。

子どもの発達による部分もありますし、まずは継続することが一番です。
また、習っている人は実際にどんな効果があったのか気になる方もいると思います。
ここでは、我が家が実感した効果について紹介していきますね♡
・リズム感がよくなった
・英語えほんの食いつきが半端ない
・レッスン中走り回らなくなった
・とにかくレッスンがだいすき
ひとつずつ紹介していきます。
リズム感がよくなった
うちの娘は、音楽が昔から大好きだったのですが…リトミックに通っているお陰もあるのか、リズム感がよくなったように感じます。
お手本にあわせて楽器をタイミング良く鳴らすことができたり、手拍子も音楽にあわせてすることができます。
あるときは、「ヘイ!」と相の手をいれることも…(笑)

はじめて聴く曲でも、上手にリズムにのって身体を揺らしています。
音楽を一緒に楽しめるようになって、とってもうれしいです♪
英語えほんの食いつきが半端ない
我が家が通っている英語リトミックでは、レッスンの中で英語のえほんを読んでくれます。
そこで紹介してくれる絵本がたのしいのか、娘はどれも興味津々で見ていました。

我が家では、読み聞かせしてくれた絵本や先生がおすすめしている絵本も購入しています。
毎日何度もえほんをめくっては、知っている単語を叫んでいます。

balloon!!
apple!!
英語えほんに対する、抵抗がないのか、むすめは日本語と英語どちらのえほんも変わりなくだいすきです。
レッスン中走り回らなくなった
実はリトミックをはじめた当初、娘は落ち着きがなく、うまくレッスンに参加することができませんでした。
・先生が話しているときに、教室中をウロウロする
・レッスン中にグズって、終始抱っこを要求
レッスンに何回か通っているうちに、だんだん周りをみて行動できるようになったのか、落ち着いてレッスンに参加できるようになりました。

「慣れた」というのもあるのかもしれませんが、集中力も少しずつ、ついてきたのかもしれませんね。
とにかくレッスンがだいすき
レッスン中、先生はピアノを演奏してくれるのですが、ピアノの音が鳴り出すと、うちの娘もほかのおともだちも、ソワソワしはじめます。
演奏がはじまると、みんな嬉しそうに動き出すんですよね。
生のピアノ演奏でお歌を歌ったり、曲にあわせて、みんなで輪になって教室を歩いたり。
本当に毎回笑顔で参加しています。
わたしも、リトミックでたのしんでいる娘をみるのがだいすきです。
親子でたのしんでできる習い事ってとても貴重だなぁと感じています。
自宅でできるリトミック
「リトミックが良いのはわかったけど…近くに教室がない」
「おうちでもできる方法ってないのかな?」
という方もいますよね。
ここでは、自宅でもできるリトミックについて紹介していきます。
・リトミックではこんな遊びもあります
リトミックの入り口として使える曲
「リトミックってむずかしいことしてるんでしょ?」
と思われる方もいるかもしれませんが、実はそんなにむずかしく考えなくても良いんです!

0歳児~1歳のリトミックは、ママパパが身体を揺らしてあげるなど、親子でたのしむのが一番なんです!
・音楽にあわせて身体を左右にゆらす
・赤ちゃんを高い高いしたり、ぎゅっと抱きしめる動作をする
・床をごろごろ転がる動作
このような動きも音楽に合わせれば、たちまちリトミックに早変わりします!
また、一番最初にはじめるリトミックとして、かんたんに取り入れられるのは、手遊び歌かと思います。
・おおきなくりの木のしたで
・らららだいこん
などは、赤ちゃんの全身にさまざまな刺激を与えることができ、かつ親子のふれあいにもとても良い曲です。
リトミックではこんな遊びもあります
『音楽にあわせて、身体を動かすのがリトミック』というのは間違いありません。
しかし、以下のように、身体を動かす以外の遊び方もあるんです。
・ごっこあそびをする
・スカーフなどの道具を使う

いろいろなもの使って、表現の幅を広げられるのも、リトミックの良いところです♪
楽器でリズムを奏でる
わたしが通っている英語リトミックでは、タンバリンを使って、リズムを刻む遊びをしていました。
そのほかにも、
・マラカス
・太鼓
・カスタネット
などを利用するのも良いかもしれませんね。

リズムがずれていても気にせず、その子の思うままにさせてあげると良いですよ!
たのしむことが一番です♪
ごっこあそびをする
英語リトミックでよくやっていたのは、「Baby Shark」の歌にあわせてサメの動きをマネっこするというものでした。
そのほか日本の童謡ですと、
・ぞうさん
・パンダ ウサギ コアラ
・バスにのって
なども音楽にあわせてやると、子どもはとっても喜びますよ♡
スカーフなどの道具を使う
リトミックではよく、「リトミックスカーフ」というカラフルで透明なスカーフを使っています。

このスカーフ、本当にすごいんです!
娘はこのスカーフがだいすきで、貸してもらうだけでニコニコが止まりません…!!
この半透明な布を頭からかぶせて、『いないいないばぁ』をすると大興奮です(笑)

ばぁ~~~!!!
(もっとやって!)
『いないいないばぁ』のほかにも、リズムに乗せてゆらゆらと動かしたり、空中に放ってみたりと、いろいろな遊び方ができます。
まとめ
リトミックは、音楽的な能力を養うためだけではなく、ほかにもたくさんの刺激を得ることができます。
習うことで得られる効果は以下の通りです。
・音の聴きわけが鋭くなる(聴覚認知能力)
・運動能力が上がる
・集中力が身につく
・社会性、協調性が備わる
・表現力、想像力が育つ
我が家で実感したリトミックの効果は以下の通りです。
・リズム感がよくなった
・英語えほんの食いつきが半端ない
・レッスン中走り回らなくなった
・とにかくレッスンがだいすき
リトミックに通って思ったのですが、レッスンの内容は、日常にも取り入れやすいと感じました。
おうちでもリトミックを取り入れる方法はいくつかあります。
・楽器でリズムを奏でる
・ごっこあそびをする
・スカーフなどの道具を使う
「習い事やらなきゃ!」と肩の力をいれず、今回紹介した、おうちでもできる方法を試してみるのはいかがでしょうか?
親子のふれあいを通して、たのしくリトミックしてみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!