子どもがなぜか夢中になる『粘土遊び』。
ねだられて買ったは良いものの、「どんな遊び方をしたら良いんだろう」「どうせなら知育効果を存分に受けたい」と思っている方もいますよね。

わたしも、娘が2歳児になって、はじめての粘土遊びをすることに!
実際目の前にすると、どんな遊び方をすれば楽しいのかな?知育効果があるのかな?
とたくさん遊んでいられないんですよね。
子どもが粘土遊びに興味があるのに、周囲の大人がつまらなそうにしていたら、子どももたのしく遊べませんよね。
今回はわたしを含め、そんな頭の固い大人のために、子どもとたのしむ粘土の遊び方を紹介していきます!
また、粘土の知育効果についても紹介していきますので、知育に興味のある方は必見ですよ。
この記事を最後までお読みいただくと、大人も子どもも粘土遊びに夢中になれるかもしれません。
それでは、粘土のさまざまな遊び方から紹介していきます。
粘土の遊び方
主に、粘土の遊び方は以下の6点です。
- さわる
- こねる
- 混ぜる
- ちぎる
- かたちを作る
- 道具をつかう
ひとつひとつの動作はかんたんなものですよね。
大人であれば、この動作をひとつの流れとして、あっという間にやってのけることができます。
しかし、子どもの場合はそうはいきません。

我が家の2歳の娘が最初に粘土にふれたときは、『さわる』『こねる』といった感覚遊びからでしたね。
粘土にはじめてふれる子どもは、まず粘土の触感をたのしむことからはじまります。
粘土遊びは、段階を踏んで遊んでいくことが重要です。
ひとつずつ解説していきます。
さわる・こねる
まずは『さわる』『こねる』といった感覚遊びから。
粘土をこねると形が変わる・やわらかくなる といった感覚を知るところからはじまります。

ほかのものと違った、粘土のやわらかさや温度など、ひとつひとつを言葉にしてあげると良いかもしれませんね。
「さわるとやわらかいね~」
「こねこねすると、形が変わるね~」
「少し冷たいね~」
といったかんたんな声かけでOKです!
はじめての粘土遊びは、その触り心地だけでも子どもにとって衝撃的なものであるので、少しずつゆっくりと関わってあげてくださいね。



ちなみに…このあと、これを積んで倒して怒っていました…。
積み木については、こちらの記事でも紹介しています。
積み木に興味がある子にもおすすめなセットを紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

混ぜる
さわり心地を体感した次は、『混ぜる』もやってみましょう!
赤と白を混ぜるとピンクになる。
青と白で水色。
赤・青・白といった3色を混ぜるとむらさき色に。
といったように、段階を踏んで遊んでいくとたのしいです。

まだ、色の概念がむずかしそうであれば、『○○の色になったね~』といって、身近なものに例えてあげると良いかもしれませんね。
はじめのうちは、2~3色だけ用意して、お買い物にいったときに子どもと相談しながら色を足していくのも良いかもしれません!
ちぎる
粘土を『ちぎる』ということは、なにかを想像して作るはじめの一歩かもしれません。
パパやママが粘土を『ちぎって渡す』『何かを作る』といった動作をみて、
「わたし(ぼく)も、やってみたい!」
と子どもは思います。

うちの子も、はじめのとき粘土を小さくちぎりだして、『○○作った!』と誇らしげにしていました。何を作ったのかは不明でしたが…(笑)
かたちを作る
0~2歳児は、まだ手指を使って見本通りのものを作ることがむずかしい年齢です。
まずはじめは、パパやママがかんたんなものを作って見せてあげるのが良いでしょう。
子どもの身近に存在するもの、例えば、以下のようなものなどを作ると良いかもしれません。
- たべもの(子どもの好きなもの)
- どうぶつ
- のりもの など

うちの子は、ごっこ遊びが大好きなので、お皿やコップ・だいすきなバナナやパンなどを作ってあげて、おままごとをするのが楽しそうです。
こちらの記事では、おままごとが好きな子におすすめなキッチンセットや知育効果について紹介しています。ぜひ参考になさってください。

パパやママが作っている姿をマネっ子して、次第に自分から粘土をこねだしたり、作りだしたりしてくるかもしれません。
根気強く付き合うことが重要です。
道具をつかう
売っている粘土セットの中には、粘土用ハサミやローラーといったお道具が入っていることがります。
創造してなにかを作る・見本通りに作るといったときに、『ちぎる』のではなく、『切る』『引き延ばす』といった作業が必要になることも。
はじめはうまく使えない道具ですが、周りの大人がサポートすることにより早くに習得する可能性も高いです。
怪我をする心配のない道具であれば、積極的に取り入れて、道具をつかうことの楽しさを伝えていくのも良いかもしれませんよね。

我が家の場合は、うまくできなくて癇癪をひどく起こしたので…もう少しお姉さんになったら再挑戦しようと思っています。

できないよーーー!!うわーん!!!(ガシャーーーン!)
できないことを何度も促すより、成功できるものから少しづつ積み上げて、自信や楽しさにつなげていけると良いですよね。
粘土の知育効果
散々、粘土の遊び方を紹介してきましたが、こんな疑問もお持ちではないですか?
「粘土って知育効果はあるの?」
「やってなんの役に立つの?」
なんとなくぼんやりと「良いんだろうなぁ。」って気持ちはあるけど、明確には知らない方も多いはずです。
実は粘土には、以下のような知育効果があるんですよ!
- 手指の発達を促す
- 創造力が育まれる
- 感覚機能が育まれる
- 色彩や立体的イメージについて学べる
- 集中力が身につく
- 表現力や考える力がUPする

こんなにもたくさんの効果があるなんて!
しかも、ただこねているだけなのに!!
子どもは遊びを通じて、五感が刺激され、さまざまなことを学習していきます。
粘土遊びもそのうちのひとつ。
自由自在に創造することのできる粘土は、柔軟な頭の子どもにとっては無限の可能性を秘めている遊びなのかもしれません。
おすすめの粘土
ここでは、おすすめの粘土について紹介していきます。
ご家庭のお子さまにぴったりのものが見つかるよう、さまざまな特徴をもつ粘土を探してきました!
ぜひ参考になさってください。
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
キャラクターが好き
・キャラクターがだいすき
・かわいいモチーフがないと興味がもてない
といったお子さまには、やっぱりコレ!

天下のアンパンマン!
やっぱり、子どもがだいすきなキャラクターから入ると、おもちゃも自然と気に入ってもらえるんですよね。
実は、我が家の粘土デビューもアンパンマンでした。
おもちゃ屋さんで発見されてしまい、いつの間にかカゴの中へ…。
それからというもの、毎日のように『アンパンマンこねこねする!』と言われます。

アンパンマンこねこねする?
あしたする?(今片づけたばっかり)

上で紹介したアンパンマン粘土でも、色が6色、型やローラーといった道具なども多数入っており、とてもおすすめです。
ちなみに、こちらのセットは、ごっこ遊びが好きな子だと尚たのしめる内容となっていますよ。

キッチンのようになっているんですね!
フライパンや鍋もついていておままごとも楽しめそう!
インテリアを気にしなければ、アンパンマン粘土が粘土デビューに最適といえるかもしれません。
0~2歳でも安心!
0~2歳では、まだおもちゃをお口に入れる恐れがありますよね。
そこで、ここではお口に入れても安心な粘土を紹介していきます。
食べものでできた粘土であれば安心ですよね。
それでは、ひとつずつおすすめを紹介していきます。
小麦粉のねんど
最近では、100均でもよく見る『小麦粉のねんど』。
安全かつはじめての粘土遊びでも楽しめ、成長した後も活用できる道具がついている…そんな機能的な粘土セットがないか探してきました!

シンプルかつ可愛いですよね♡
こちらの粘土セット…具体的にいうと、こんな点がおすすめです。
- 小麦ねんど・・・万が一お口に入っても安心安全
- 『おおきなねんど板』つき・・・小さなお子さまでも、かんたんに模様をつけられる
- カラーは8色・・・色彩について多く学べる
- 道具が豊富・・・成長してからも活用できる
これひとつ買っておけば、今後もたのしんで遊んで行けそうですよね。
お米のねんど
最近では、『お米ねんど』もよく見かけますよね。
ちなみに、お米ねんどを選ぶ基準としては…
- 小麦アレルギーがある
- 弾力のある粘土を希望している
- しっかりと形を作ることができる
といったことです。
お米ねんどは、小麦ねんどと比べると硬さがあるので、柔らかい触り心地を求めている方には適しませんので注意が必要です!
そんなお米ねんどですが、もちろんおすすめがあります。

お米ねんどは、しっかりと形を作ることができるので、作品を作ったり、おままごとグッズを作ったりすることに有利です。
伸びも良いので…特に麺類を作るのにはピッタリ!
粘土や道具がたくさん入っている
「せっかく買うなら、いろいろな遊びができるセットが良いな!」
という方におすすめなのがこちらの粘土セットです。
こちらの粘土セット…具体的にいうと、こんな点がおすすめです。
- 粘土が全部で12種類入っている。
- ねんどの型や道具が全部で40種類入っている。
- 豊富な種類の道具で、長く使える。

見たことのない道具もあって、親もたのしみながら粘土遊びができそうです♡
作品づくりに最適!
子どもがせっかく作った最高傑作。
「思い出として、とっておきたいなぁ」なんて思ったことはないですか?

実は、作品づくりに最適なねんどがあるんですよ!
それがこちら!『シリコン粘土』です!
何度も形を変えることのできる粘土も、もちろん子どもにとっては不思議で魅力的ですが、創造できる年齢になると、素敵な作品を作る子も出てきますよね。

もちろん、写真で残すという方法もありますが、特別なひとつを記念として残すのも良いですよね。
ぜひ親子で素敵な作品を作ってみてください♪
親も欲しくなる可愛さ
最近の粘土、本当にかわいいものが多くて…わたしも驚いています。

昔はこんなにかわいいものなかったなぁ~!
今の子がうらやましい!!
今回は、厳選して2点紹介していきますね。
粘土って本当にいろいろな素材でできていて、特徴もさまざまなんだなぁと勉強になりました。(笑)
かんてん粘土
「え?かんてんでも粘土作れるの?」
って感じですよね。
実は有名な『ボーネルンド』という会社から出ているものなんですよ。
しかもこれ、よく見てください!クリアカラーなんですよ!!

かわいい~~♡
ちなみに、かんてん粘土の特徴は以下の通りです。
- くっつきにくい・・・ゴミがつきにくい
- 伸びが良い
- 硬さが程よい・・・形成しやすい
- 乾きにくい
クリアカラー×クリアカラーを混ぜると…これもまた美しいので、ぜひお試しください。
キラキラものが好きな女子はハマること間違いなしですね。
シルキーサンド
「シルキーサンド?砂じゃないの?」
と思いますよね。
実は、シルキーサンドは『砂のようで粘土のような不思議な砂』といわれています。

さわった感じは『砂』なんだけれど、ぎゅっと押し固めると『粘土』だそうです。
シルキーサンドでおすすめのセットはこちら!
乙女心をくすぐるパステルカラーですよね。
ちなみに、シルキーサンドの利点は以下の通りです。
- かたちが崩れにくい
- 粘土のようなしっとりとした感覚で気持ち良い
- 砂と違い散らかりにくい
- 色が混ざりきらないので、マーブリングがたのしめる

紹介したシルキーサンドはクッキー屋さんですが、
シルキーサンドの質感や混ざりきらないという特徴から、アイスクリーム屋さんをするのもおすすめです!
粘土ともまた違った質感なので、気分転換といて使うのも良いですよね。
まとめ
今回は、粘土の遊び方や知育効果について紹介していきました。
粘土は、『創造する』以外にも、『さわる』『ちぎる』『色を混ぜる』といった遊び方も、子どもにとっては未知の世界への入り口となります。
粘土には、以下のようにたくさんの知育効果も!
- 手指の発達を促す
- 創造力が育まれる
- 感覚機能が育まれる
- 色彩や立体的イメージについて学べる
- 集中力が身につく
- 表現力や考える力がUPする
今回紹介した遊び方や粘土セットを参考にして、ぜひ親子で粘土遊びを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!